PR

お風呂の塩素除去の方法について

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

akachan_mokuyoku-compressor
お風呂のお湯の塩素は、肌の乾燥や髪の痛みの原因にもなる為、気になるという方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたにぜひ実践してほしい、お風呂の塩素を除去する方法を5つ紹介いたします。

なおこちらの記事は湯船の塩素除去方法なので、シャワーの塩素除去に関しては浄水シャワーヘッドの記事をご覧下さい。

 

スポンサーリンク

湯船の塩素除去方法

①活性炭を使う

出来れば大きめの固まり状のものではなく、表面積を大きくするために砕いたものや粒状のヤシガラ活性炭等の方がよいと思います。

それを小さめの洗濯ネットなどに入れて、湯を張る前から浴槽に入れておきます。

活性炭を使うメリットは塩素の除去だけではなく、吸着効果により臭いやトリハロメタン等を除去できる所

デメリットは、使用後、濡れた状態で風呂場に置いておくと不衛生なので、ベランダ等に干しておく必要性もあり、やや手間がかかる所と、不水溶性なので塩素除去に時間がかかるということでしょうか。

またこちらは半永久的に使えるわけではないので、数ヶ月に1度交換する必要があります。

それに関しては体感で判断、もしくは残留塩素濃度を測定し、交換してください。

②亜硫酸カルシウムを使う

クリンスイから蛇口につけるタイプの浴槽専用の塩素除去製品が出ています。

カートリッジ1つあたり8,000ℓまで使用できるので、交換頻度は約1〜2ヶ月程度です。

なお今はスイッチを押すだけの自動お湯はり機能がかなり普及していると思うのですが、こちらの製品はそういう用途では使えません

また、お湯を張ってるのをつい忘れてしまううっかりさんにもちょっと不向きかも・・・。

基本的には、自動お湯張りタイプではないお風呂向けの製品ですね。

③ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を使う

熱帯魚等の飼育をしている方にはおなじみのカルキ抜き(塩素中和剤)のハイポです。

魚に対して塩素を除去する理由は、魚が水中から酸素を取り込む際に塩素が呼吸器系(エラ)の細胞を破壊してしまうので、それを防ぐためです。

人でも塩素は肌や髪の痛みに影響がありますけど、魚は命に関わることなんですね。

なお化学反応式はこのようになります。

Na2S2O3 + 4 HClO + H2O → 2 NaCl + 2 H2SO4 + 2 HCl

チア硫酸ナトリウム + 塩素 + 水 → 塩化ナトリウム + 硫酸 + 塩酸

硫酸、塩酸も人体にはあまり良くないものですが、現に魚にも影響ないようですし、おそらくごく微量なので、そこまで気にしなくてよいとは思います。

とはいえ、塩酸と硫酸というあまりイメージの良くないものが発生する為、風呂用の塩素除去材には使用されないのもしれません。

紹介しておいてなんですけど、実際、塩素除去目的でチオ硫酸ナトリウムを使用したお風呂用の商品はありません

でも実はチオ硫酸ナトリウムは入浴剤にも入っていたりするので、個人的には大丈夫なんじゃないかとは思います。(ただし入浴剤に使われている理由に関しては、塩素除去目的ではなく入浴剤の基盤として用いられているそうです)

ネットで見ましたが実際にハイポで風呂の塩素除去を行っている方もいるようです。もちろん推奨はしてませんでしたけど・・・。

④ビタミンC(アスコルビン酸)を使う

湯船をはる前、もしくは風呂に入る際にさっと入れるだけなので手間もかからずとても簡単です。

塩素濃度は季節や地域により差がありますが、ビタミンCの量は風呂200ℓに対し200mg〜600mgでいいようなので、多目に見積もっても計量スプーン一杯[0,8g(800mg)]いれておけば大丈夫です。

価格に関しても、風呂1杯あたり2円程度なので一番安価です。

注意点としては、ビタミンCは酸化しやすい為、開封後は長くても1年以内で使い切れる量のものを選ぶこと。

あとこちらは、食用なのでサプリメントとしての併用も可能です。

(ついでにビタミンCを補給したいという方は、量の多いものの方が割安です)

⑤入浴剤を使う

バスクリンの製品の多くには、塩素除去材としてL-グルタミン酸ナトリウムが入っています(L-グルタミン酸ナトリウムは、味の素の主成分である旨味成分です)。

なおL-グルタミン酸ナトリウムが入っている入浴剤は、バスクリン製品だけのようですね。

しかしおそらくバスクリンの製品以外でも、バスソルトを除く入浴剤なら基本的に塩素除去成分は多かれ少なかれ入っているはずです。

それついては以下で説明いたします。

塩素は有機物で無害化する

ofuro_syoubuyu-compressor

実は単純に有機物であれば塩素を除去できます。

例えば塩素を避ける方法の1つに、『一番風呂には入らない』という方法がありますが、これは最初に湯船に浸かった人の皮脂やタンパク質などで塩素が無害化(殺菌力を失う)するという理由からです。

塩素といっても、永遠に効力があるわけではないので当たり前っちゃ当たり前ですね。

ちなみに有機物は炭素原子を含む物質のことで、ものすごく単純に言うと火をつけたら燃えるものや腐るものが有機物みたいな感じです・・・ややテキトーですけど。

食品や栄養素でいうと、

脂肪、炭水化物、タンパク質、ビタミン、砂糖は有機物

塩、ミネラルは無機物

なので、好きな有機物を入れれば塩素を除去できます。

ゆず湯、菖蒲湯、牛乳風呂、ワイン風呂など、季節に合ったものや肌に良いとされるものをいれたお風呂もいいかもしれませんね。

極端な話、小麦粉、味噌、昨日の夕飯の残りものなんかでも可能ですよ。そんな風呂にはあまり入りたくはないですけど・・・・。

浴槽の素材による違いもあるの?

こちらはちょっとした余談です。

今はあまり見かけませんが、過去にステンレス製の浴槽に入り、肌がピリピリした経験や話を聞いたことはないでしょうか?

逆に最近の主流になっているプラスチックなんかはステンレスに比べてピリピリし辛いし、さらに檜の浴槽なんかはお湯が柔らかいとも。

これはステンレスが無機物で、プラスチック、木が有機物だからかもしれません。

ちなみに『ステンレス製の風呂釜はプラスチック製に比べやたらピリピリする』というのは私が昔授業中にアトピー持ちの理科の先生から聞いた話で、実は有機物で除去云々もその際に教えてもらったことなんです。

でも現在主流の浴槽のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などは、そんなに関係ないかも知れないですね。コーティングなんかもされてたりしますから。

おすすめの塩素除去方法は?

5つの方法をご紹介しましたが、気に入ったものは見つかりましたか?

個人的には、手間もかからない上に香りや効能もある入浴剤をおすすめします。

ただ人によってはケミカル(化学物質)っぽいのが肌に合わなかったり、香りがついているものが苦手だったりする方もいると思います。

そういう方の場合はビタミンCを使って除去する方法がいいと思います。

ちなみにビタミンCは錠剤タイプもあります。こちらは粉末タイプと違い湯船に1粒いれるだけなので楽ちんです。

もし肌の乾燥による痒みや髪の痛みが気になるという方は、これらの塩素除去方法をぜひ一度試してみてください。

▲①活性炭の項目へ戻る

▲②亜硫酸カルシウムの項目へ戻る

▲③ハイポの項目へ戻る

▲④ビタミンCの項目へ戻る

▲⑤入浴剤の項目へ戻る

 

シャワーの塩素除去に関しては、塩素除去シャワーヘッドをどうぞ。

タイトルとURLをコピーしました