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浄水シャワーで除去できる物質とは?

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飲料用の浄水器の場合、除去物質数は15項目(クリンスイの場合)もありますが、浄水シャワーの除去物質はどれくらいなのでしょうか?

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浄水シャワーでどんなものがとれるの?

塩素

除去できます。

浄水シャワーヘッドはどちらかというと塩素除去シャワーヘッドという名称で呼ばれることが多いのですが、その名の通り基本的には水道水の塩素を除去する目的で作られた製品です。

ただし、ろ材や製品により特徴も変わります。

活性炭タイプは臭い等も除去出来ますし、ビタミンCタイプはカルシウムによる弊害を緩和させる効果もあります。

塩素除去シャワーヘッドのろ材の種類や特徴について
塩素を除去する浄水シャワーヘッドは、除塩素作用、安全性、吐水量、温度などの観点から、主に ①活性炭 ②亜硫酸カルシウム ③ビタミンC(アスコルビン酸) の3つのろ材が使われています。 活性炭の特徴 塩素除去のメカニズムは、塩素が活性炭に接触...

赤サビ

ろ材に関わらず除去できません。

活性炭なら除去できそうに思う方もいるかもしれませんが、残念ながら除去できません。

こちらはクリンスイポット型浄水器の実験動画です。

まったくとれていないというわけではありませんが、ほとんどとれていないことが確認できます。


飲料用の家庭用浄水器の場合は、中空糸膜フィルターが使われているので、赤サビも除去できるのですが、中空糸膜フィルターは著しく吐水量が落ちるという欠点があり、シャワーのろ材には不向きな為つかわれていません。

もし自宅から赤サビが出るのでそれを除去したいというのであれば、原因は水道管(給水管)内のサビなので、シャワーヘッドで除去しようと考えるのではなく、給水管の清掃、もしくは交換を専門の業者に頼んでください。

もしお住まいが賃貸の場合は、不動産屋もしくは大家さんに相談してください。

トリハロメタン

基本的にはとれません。

活性炭なら除去できるのですが、活性炭といっても、粉末状、繊維状、粒状などの形状による違いや、セラミックやウレタンなど別の素材と加工したものもあり、形状や加工により孔(穴)の大きさは違います。

また活性炭の性能についても各メーカーごとに違いがあるようです。

浄水シャワーで使われている活性炭は、繊維状活性炭でも粒状のヤシガラ活性炭の場合でも基本的には除去できないそうです。

微細なゴミ、配管の汚れ

ある程度の大きさの不純物の場合は、ステンレスフィルター、不織布、活性炭等により除去することができます。

具体的ににどんなものがとれるかというと、給水管の汚れ(マンションの場合は給水タンク内の汚れも含む)などです。

マンションにお住まいの方は、年に1回の貯水タンクの清掃後に汚れた水が出たりした経験はないでしょうか?

それらがとれるくらいに考えると良いでしょう。

また配管の汚れに関することですが、近年は家庭まで引き込みしている部分は塩ビ管なので、赤錆のひどい家庭はあまりないと思います。

しかし配管の素材に関わらず長年使用するとどうしても管内に汚れ、ぬめり等が付着してしまうので、赤サビ等の目に見える汚れがない場合でも、数年〜10年に一度くらいは配管の清掃をしたほうが良いでしょう。

結論:基本的には塩素除去を目的としたもの

浄水シャワーヘッドは塩素の除去を目的に作られた製品です。

基本的に塩素を除去する以外には、給水管内、加えてマンションの場合は給水タンク内の汚れが多少とれるくらいに考えた方が良いでしょう。

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