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石鹸シャンプーの効果|メリット・デメリットについて

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石鹸シャンプーは、その名の通り弱アルカリ性である石鹸を主原料としたシャンプーなので、一般的なシャンプーとは違い石鹸特有の性質があります。

その性質による具体的な効果やメリット、デメリットについてまとめてみます。

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石鹸シャンプーの効果とは

コーティング材などを使わないので髪本来の状態に

指通りの滑らかさや、きしみ防止の為に普通のシャンプー・トリートメントにはシリコンが使われています。

(なおノンシリコンのシャンプー・トリートメントには、大抵オイルが配合されています)

その為、なめらかさと引き換えに髪一本一本が重くなり、髪のボリュームが出にくくなるケースも多いです。

石鹸シャンプーは、コーティング剤など髪へのサポートをするような成分があまり使われていないものも多いです。(ただしオイルが配合されているものもあります)

また大抵のシャンプー・トリートメントに含まれている髪を柔らかくする成分なども入っていない為、髪本来の状態になり、コシがでて、根本からふんわりと立ち上がり、髪のボリュームがアップする効果が期待できます。

さっぱりとした洗い上がり

石鹸の洗浄力でさっぱりとした洗い上がりに。

現在の石鹸シャンプーは、液状のものが主流になっています。性質上、液状石鹸は固形石鹸に比べるとやや洗浄力が落ちるため、適度な洗浄力といえます。

『石鹸シャンプーは洗浄力が強い』という意見も目にしますが、頭皮のタイプが普通肌、脂性肌の方には適切な洗浄力といえます。

白髪にも効果があるってウソ?ホント?

石鹸シャンプーは『白髪にも効果があった』というような意見も目にしますが、エビデンス(医学的な根拠)は特にありません。

ひょっとしたらなにかしらの因果関係があるのかもしれませんが、今の所はっきりとしたことはわかっていないので、白髪の効果に関しては期待しない方が良いでしょう。

石鹸シャンプーのメリットとデメリット

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メリット

①髪にコシが出る

髪にコシ、そして根本から立ち上がることでボリュームがでます。

②頭皮の皮脂への洗浄力

頭皮の匂いが気になるという方もいると思いますが、匂いの原因は主に洗い切れずに頭皮に残った酸化した皮脂です。

皮脂汚れなどは弱酸性なので、弱アルカリ性である石鹸で洗う事は理にかなっていると言えます。さっぱりとした洗い心地なので、頭皮の匂いが気になるという方に効果的です。

しっかり皮脂汚れを落とし、頭皮を清潔に保ってくれる洗浄力は、石鹸特有のメリットです。

③石鹸は天然界面活性剤

人類初の石鹸は紀元前3000年頃。日本に持ち込まれたのは16世紀で、日本人にも長い間親しまれてきました。

石鹸は天然界面活性剤なので、基本的に肌に合わないという方はほとんどおらず肌トラブルの心配が少ないこともメリットの1つです。

また添加物もほとんど加えていない無添加のものも多い為、合成界面活性剤、化学物質などの添加物が肌に合わない敏感肌の方にも安心です。場合によってはそれらがアトピーなどの皮膚病の悪化の原因になっているケースもありますからね。

そのため石鹸はシャンプーに限らず、ボディーソープ、洗顔用ソープとしても敏感肌の方に人気があります。

④価格が安価

原料のほとんどが植物性油脂で、余計なものも極力加えていない為、価格も安いです。

デメリット

①髪のきしみ、ごわつき、毛先のぱさつき

弱アルカリ性ゆえに髪のキューティクルが開いてしまうため、洗髪後は髪がきしみます。

その為やや洗い流しにくい印象。またコシがでる反面、膨らんだり、コーティング材が入ってないのでごわつきがちになったり、毛先がまとまりにくくなることも。

ただし酸性のリンスを使用すれば、キューティクルは閉じるのである程度は改善されます。

②カラーやパーマをかけているような痛んだ髪には不向き

カラーやパーマをかけている方には不向きです。

そもそも痛んだ髪には向かないということに加え、弱アルカリ性ゆえにキューティクルが開くことで、カラーやパーマが落ちやすい為です。

③洗い方が難しい(?)

頭がベタベタしたり、髪に石鹸カスがついたりするという意見をちらほら目にするので、普通のシャンプーに比べるとやや難しいのかもしれません。

ただ5年程石鹸シャンプーを使用した私自身、頭がベタベタしたり、石鹸カスが髪に残ったという経験は一度もないので、特別難しいものではないと感じます。

基本的な事ですがきちんと泡立てて洗い、よくすすぎ、リンスを使用すればこれらのトラブルに見舞われることはほとんどありません。

逆に言えば泡立てて洗ってない、すすぎが不十分、リンスを使わないという方が思っている以上に多いのかもしれません。

普通のシャンプーの場合は、それらが不十分でもある程度なんとかなってしまうので、これが普通のシャンプーに比べると難しいと言われる所以なのかもしれません。

なお石鹸シャンプーは、髪の長い女性の場合の方がトラブルが多いようで、髪の短い男性の場合はあまりないようですね。

なお硬度の高い水質の場合、カルシウムと結合しやすいため、石鹸カスがついたり、頭がベタベタするケースに悩まされることが多いようです。
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石鹸シャンプーはどんな人に向いてるの?

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◯向いている◯ △どちらともいえない△ ×向いていない×

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性別
◯男性◯ △女性△

男性は、女性に比べ、皮脂分泌量が多く、髪の長さも短いので向いています。

女性は、髪の長さによりますが、長い場合はヘアオイル等を使用する必要があるかもしれません。

なおこちらは個人的にオススメのヘアオイルです。シリコン無添加、オーガニックでコスパも良く、香りも良いのが特徴です。使用方法としては、濡れた髪につけたのちドライヤーで乾かしてください。ちなみに乾いた後につけると髪がペタっとしてしまいます。

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頭皮のタイプ
×乾燥肌× ◯普通肌◯ ◯脂性肌◯
◯丈夫肌◯ ◯普通肌◯ ◯敏感肌◯

石鹸シャンプーの洗浄力は、乾燥肌の方にはあまり向いていないと思います。

ただし天然界面活性剤に加え、無添加(もしくは天然由来成分)なので、合成界面活性剤や合成の添加物などで肌トラブルが起きてしまうような敏感肌の方には向いていると言えます。

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髪質
△固い△ ◯普通◯ ◯柔らかい◯
◯太い◯ ◯普通◯ △細い△
◯ストレート◯ ◯普通◯ ×くせ毛×

固い髪質の方は、ボリュームがでやすく、髪が治まり辛くなることも。ただしある程度の長さがあれば治まる場合もあるので△。

細い髪質の方は、洗う際に絡まりやすいです。ただしつぶれやすい髪質の場合はボリュームがでるので△。

くせ毛の強い方は、石鹸シャンプーでは治まらず、さらにくせがでやすくなる可能性が高い為、髪が短い方でなければくせ毛への効果を謳っているシャンプー・トリートメントの使用をオススメします。

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髪の長さ
◯ベリーショート◯ ◯ショート◯ ◯ミディアム◯
△ボブ(肩まで)△ △セミロング(肩以下)△ ×ロング(胸以下)×

どちらかというと、髪が短い程向いているといえます。

ボブ・セミロングの方は、髪質によりますが、ヘアオイルなどを使用しないとうまくまとまらないかも・・・ただしこのあたりは正直人(髪質)によるとしか言えません。

またお住まいの地域の気候も多少影響します。

例えば私の場合では、雪国なら冬でも湿度があるので1年を通してセミロングまではOKでしたが、冬に乾燥する地域の場合だとボブくらいの長さが限度といったところでした。

ただ髪質(丈夫さ、痛みやすさ)なども関係しているため一概には言えない部分でもあります。これは参考程度に捉えてください。

ロングでも石鹸シャンプーを使用している方はいますが、洗いにくさ、仕上がりなどを考えると個人的にはロングにはやや不向きだとは思います。

そこまで長いのであれば、石鹸素地だけのシンプルなものより、オイルが配合されている石鹸シャンプーを選んだ方が良いでしょう。

もしくはシリコンが配合されている通常のシャンプー、トリートメントを使用したほうが髪を綺麗に保つことができると思います。

終わりに

石鹸シャンプーは・・・

髪が短く、つぶれやすい、脂性肌で、敏感肌の方には、超オススメです。

逆に

髪が長く、膨らみやすい、乾燥肌、カラー、パーマをかけているという方には、あまりオススメできません。

石鹸シャンプーは、髪のコシとボリューム、そして頭皮に良いシャンプーという認識が分かりやすいかもしれません。

もし石鹸シャンプーの特性が自分に合っていると感じたら、ぜひ一度試してみてください。

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