私はパナソニックのナノケアシリーズを愛用していますが、9年ぶりに新しいドライヤー『ナノケアEH-NA98』に買い替えたので、レビュー記事を書いてみます。
もしナノケアのドライヤーが気になっている方がいましたら、参考にしてください。
セット内容
セット内容は、本体、ノズル、説明書。
こちらのカラーはピンクゴールド。メタリックなベージュのような色です。
私の場合、以前のドライヤーのカラーは白でしたが、パーツにより変色してしまった箇所もあったので、今回は汚れの目立ちにくいこのカラーにしました。
Panasonic ナノケアEH-NA98の特徴
ナノイー&ダブルミネラルマイナスイオン
ドライヤーの上部から、ナノイーとダブルミネラルイオンが放出されます。
これが髪の潤いとつやに効果的なんです。
ちなみにナノイーとは、水が高電圧を受けて、ナノサイズにまで分裂を繰り返したイオンのことらしいですね。
そしてダブルミネラルマイナスイオンは、二つの亜鉛電極から発生するミネラルマイナスイオンとのことですが・・・・正直、こっちはなんのこっちゃ分かりませんでした。
しょーがない!だってメーカーの説明がこれだけなんだもん!わからんわからん。
で、ナノイーの話に戻しますが、水分量は通常のマイナスイオンに比べると、なんと1000倍以上!
https://www.youtube.com/watch?v=ZHxlf2R4bGs
水分を髪に与えつつ乾かすので、潤いをたもったまま仕上げることができるみたいですね。
すごいぞ、ナノイー!
そのため、ナノケアは髪の毛だけではなく、地肌の潤いにも効果的らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZHxlf2R4bGs
こちらはナノケアを2週間使用した場合とそうでない場合との対比ですが、違いは歴然。
そういえば、私も以前『乾燥によるフケに悩んでいたが、ナノケアを使う事で改善された』という口コミを見た事があります。
乾燥肌の方にはいいかもしれないですね。
さらに髪のキューティクルの密着にも有効なようです。
キューティクルは髪表面の鱗状のもので、アルカリ性で開き、弱酸性で閉じる性質があります。
髪の指通りが悪かったり、引っかかったりするのはキューティクルが開いているため起こる現象なんです。
ナノイー&ミネラルイオンは、弱酸性の特徴を持っているのでキューティクルを密着させる効果があるんですって。
https://www.youtube.com/watch?v=ZHxlf2R4bGs
こちらは『約1000回ブラッシングした状態』でのナノケアを使った場合とそうでない場合との対比ですが、特に痛みやすい毛先のダメージの差が顕著に現れていますね。
キューティクルの密着効果により、摩擦にも強くなりダメージがかなり軽減されています。
なお、これらの効果により、紫外線の髪への影響も軽減されるようです。
なんか仕組みはよく分からんけど、すごいって事だけはわかったぞ!
実際に私はナノケアをずーっと使ってるので体感では結構分かるんですけどね。
シンプルな操作性 & 多彩なモード機能
ハンドル部分のスライド式スイッチで風量を調節し、ボタン式スイッチで温風、冷風などのモードを切り替え。
スイッチは2つだけなので、シンプルで操作しやすい作りになっています。
これは良い!スイッチがたくさんあるより良い!
そしてモードを切り替えると、側面に表示されるのですが、色が違うのもあり分かりやすかったです。
こんな感じ。
温風モード
125℃の温風が出ます。他社のドライヤーに比べ温度は高いですが、ダメージの心配は無いようです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZHxlf2R4bGs
冬は気温も低く洗面所が寒いので、温度が高いにこした事はない!って思いました。
さらにこのモード時にボタンを長押しすることでインテリジェント温風モードに切り替わります。
こちらは周囲温度を検知し、快適な温度に自動で調節してくれる機能で、室温18℃の時には約110℃の温風、室温30℃の時には約60℃の温風になるという優れもの!
夏など暑い季節には重宝しそうです。
(ちなみにこの機能は、まだ使ってないです)
温冷リズムモード
温風、冷風が一定時間事に交互に出ます。こちらは9割乾いた状態から使うと髪のつやに効果があるようです。
(これは使ってます。いいですよ、これ)
スキンモード
肌ケアができる弱い冷風が出ます。顔の保湿にも効果的な模様。
(これは最初ちょっと使っただけでほとんど使ってないです・・・)
スカルプモード
約60℃の地肌に優しい温風が出ます。7割ほど乾いた状態からの使用を推奨しています。
(これも私は使わないですね・・・)
吹き出し口の速乾ノズル
吹き出し口には速乾ノズルが内蔵されています。
これは、中央の部分から強風、側面の部分から弱風がでることにより、濡れた毛束をほぐしながら乾燥できる仕組みになっているらしいです。
パナソニックのドライヤーといえば、この速乾ノズルが特徴の1つでもあるのですが、これが個人的に好きなんです。いい感じに風が出てくるので。
一応、付属品で付いているノズルもあるんですけど、あまり必要ないかもしれません。実際、私は使ってませんし、前のドライヤーでも使ってませんでしたから。
この速乾ノズルはオススメポイントの1つですね。
吸込口のほこり対策もばっちり!
ハニカム構造(正六角形を並べた構造)になっているので強度と軽量化は完璧。その上、網戸よりも細かいネット状のものも付いています。
ドライヤーの故障の原因のほとんどはほこりなどの吸引によるものですが、その点に関して安心できます。
実際に使ってみた感想
私の場合はナノケアの10年前のモデル(EH5441)を使っていたので、それと比べた感想になります。
風量がすごい!
さすがに10年前のナノケアのモデルと比べると風量は格段にupしてますね。
ドライヤーは、1.3 m3/分から大風量モデルになるのですが、十分な風量です。
(ナノケアは、1.3 m3/分)
実際に私は1.7 m3/分や、2.0m3/分のドライヤーも試してみたのですが、正直そんなに変わらない印象でした。いや、ホントに。比べた際に『言われてみれば確かにそうだな』といった感じで、思ったよりもというか、数値程の違いは感じられないという印象でした。
(ただし、ダイソンのドライヤーだけは別。あれだけは別格!)
多分、ナノケアの風量に満足できないって人はあんまりいないんじゃないかな〜と思います。
髪の潤いもすごい!
なんだかんだでやっぱりナノケアはすごいですね。
髪の潤いを保ったまま乾かすことができるので、しっとりまとまるつや髪になります。
私の場合は、この効果のためだけにナノケアを選んだようなものです。
確かに髪の仕上がり効果はupしてますね。
体感重量も含めて軽くなった!
以前のナノケア(EH5441)は605g、新しいナノケアは575gなので30g軽くなっているのですが、体感としてはそれ以上に軽く感じました。
ハンドル位置が、やや中央寄りになっているのが分かりますか?
バランス(重心)の改善により、体感重量も軽減されてるようです。
全体的に若干大きくなっていますが、ハンドル部分も太く大きくなっているため、より軽く扱いやすいドライヤーになったと感じました。
購入の際に気になるあれこれ
カラーは3色展開
カラーはホワイト、ルージュピンク、ピンクゴールドの3種類。
EH-NA97とEH-NA98との違いは?
前モデルのEH-NA97との大きな違いはナノケアの量が20%upという所です。またデザインに関しても若干ですが変わっていますね。
前のモデルの方が少し安かったのですが、20%もupしてるとのことなので、私の場合はニューモデルを選びましたが、もしナノケアを使ったことがないという方は前のモデルでも十分満足できるんじゃないかな〜と思います。
EH-NA98とEH-CNA98の違いは?
結論からいうと同じようです。
EH-NA98はメーカー正規モデルで、『C』がつくEH-CNA98はコジマ、ビックカメラなどの家電量販店モデルとのこと。
どうもこれに関しては、パナソニック製品ではお決まりのことらしいですね。
私がAmazonで購入した時にはまだ取り扱って無かったんですけど、今買うなら『C』の付いているEH-CNA98の方が値段が安い場合もありますね。
また家電量販店モデルのみ通常カラー3色に加え、『シルバー』があるようです。
終わりに
このドライヤーの唯一のデメリットは価格だと思います。なんか年々高くなってるんですよ。困ったことに。
そこが購入を決める際の最大の障壁なんですよね・・・。
正直、ナノケアに対しての効果を十分理解していた私でも、この値段ゆえ買うのに躊躇しましたから。
『え!?高すぎるでしょ!・・・うーん』って。
(ちなみに以前使っていたナノケアは、当時1万5千円程度で購入)
ただ私の場合、以前のナノケアドライヤーは9年も使ったんですよね〜。
そう考えると元は取れるっちゃとれるし、そもそも毎日使う物だし、どうせ買うならいいものを!ってことで結局買いました。
ナノケアは、この価格を踏まえた上で口コミ評価も高いですから、そこは安心というかなんというか・・・まぁ失敗はしないだろうと。
で、結論としては、やっぱり買って良かったです。もし悩んでいるのならば買っても後悔しないドライヤーだと思いますよ。
オススメのドライヤーです。
ちなみに『C』のつく家電量販店モデルはこちらです。