ワイヤレス、専用アプリ、ノイズキャンセリング機能などを搭載したヘッドフォン MDR-XB950N1がかなりよかったのでご紹介します。
MDR-XB950N1の基本スペック
充電方法 | USB方式 |
---|---|
充電時間 | 約7時間 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 約22時間 |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.4.1 |
出力 | Bluetooth標準規格 Power Class2 |
最大通信距離 | 約10m |
周波数特性 | 20hz-20000hz |
対応コーデック | SBC.AAC.aptX |
つけ心地について
ほぼアラウンドイヤーで、イヤーパッドは肉厚。
側圧は特別強くもなく、弱くもなく適切といったところでしょうか。頭を揺すってもずれることなく、フィットしてくれます。
またメガネをかけての使用でも干渉せず、問題なく使用できました。
携帯性について
折りたたみ方は2パターン。
状況に応じて使い分けることができます。
音質について
一番気になる所といえばやはり音質ですよね。
ヘッドフォンマニアではないことを先に断っておきますが、私の個人的な感想としては、機能も含めた上で値段相応分の音は確実に出るヘッドフォンだと思いました。
密閉型なので『音がモコモコだったら困るな・・・』と危惧していたのですが、ボーカルの声もクリアな音だったので安心しました。
また無線とはいえ下手な有線ヘッドフォンよりは優秀でした。
ブルートゥース接続も切れることはなく使用できています。
付属品
充電は、マイクロUSB方式。
キャリングポーチは、ソフトケース。
そして付属のヘッドフォンケーブルを使用すれば、有線での使用も可能です。
(なお基本的に普段使用しないのですが、やはり有線の方が若干音が良かったです)
MDR-XB950N1のここがすごい!
専用アプリ【Sony | Headphones Connect】
MDR-XB950N1の無料スマホ専用アプリ『Headphones Conncet』を使うことにより、このヘッドフォンの性能を最大限に引き出すことができます。
なお現在のソニーのヘッドフォンのラインナップでは、唯一この機種だけアプリに対応しています。
ちなみに私の場合は、このアプリの存在が購入の決め手になりました。
そしてこのアプリの機能は以下の4つとなります。
①バッテリー残量が一目で分かる
充電式ゆえ電池残量は気になるところですが、アプリで残量を確認することができます。
充電時間に関しては7時間とちょいと長め。ただし電池持続時間(連続音声再生時間)は、約22時間と長時間使用が可能なので出先で電池が切れるということはまずないと思います。
なおヘッドフォン自体には音声で電池残量を教えてくれる機能も付いています。
②サウンドエフェクト機能
4つの異なるサウンドエフェクト機能で、まるでその場にいるような空間に広がりのある音を楽しむことができます。
その会場で聴いているようなライブ音源のような感じに聞こえるのでかなり楽しいです。
もちろんサラウンドエフェクト機能はオフにもできます。
③ベースエフェクト機能
このヘッドフォン最大のウリである『低音』に関わる機能で、低音部をコントロールすることができます。
ベースエフェクトは『+10』〜『−10』の21段階に変更可能。
実はMDR-XB950N1は低音重視タイプのヘッドフォンとされていますが、逆に低音部をカットすることも可能。
簡単にまとめるとこのような感じ。
ベースエフェクト | 数値 | 音 |
---|---|---|
OFF | 0 | やや低音の効いたバランスの良い音 |
ON | −10 | フラットな音 |
ON | +10 | 重低音ズンズンの音 |
そのためこのヘッドフォンは、どんなジャンルの曲にも対応できるヘッドフォンでもあると思います。
そしてウリでもある重低音【エレクトロベースブースター】を効かせた音は・・・
正直たまげました!
『低音が神がかってる』という口コミを見ましたが、まさにその通りでした。
テクノ、ハウス、EDM、HM/HRなど重低音をズンズン効かせたい方には最高のヘッドフォンだといえるのではないでしょうか。
④ノイズキャンセリング
本体にもノイズキャンセリングボタンはついているのですが、アプリでの操作も可能です。
フルオート AI ノイズキャンセリング機能搭載
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-XB950N1/
ヘッドフォン内臓のマイクが周囲の音を分析し、適切なノイズキャンセリングモードを自動で選んでくれます。
NCモードA | 主に旅客機の騒音低減に効果的 |
---|---|
NCモードB | 主にバス・電車の騒音低減に効果的 |
NCモードC | 主にオフィス環境(パソコン、コピー機、空調等)の騒音低減に効果的 |
ノイズキャンセリング機能に関しては、あるとないとではやはり大きな違いがありましたし、性能に関しては、必要十分、及第点だと思います。
もちろん移動中や作業に集中したい時など周囲の雑音が気になる状況で、ノイズキャンセリング機能のみの使用も可能。
ただしその場合はブルートゥース接続が必須となります。
(接続してない場合は、約5分ほどで電源が切れる仕様になっています)
ハンズフリーでの通話も可能
マイクもついているので、手ぶらで電話できます。
長電話や、何かしらの作業中の時などはとても重宝する機能ではないでしょうか。ちなみにline電話も大丈夫でした。
なお音楽を聴いてる時にかかってくると、音が自然にフェードアウトしたのちに着信音がなります。
そんな時この電話のマークのついたボタンをポチっと押すだけ。
そして通話が終わった際は、再びボタンを押せばまた音楽が流れます。
ワイヤレスでPS4も映画も楽しめる
ヘッドフォンの対応コーデックは、aptX, AAC, SBC。
私の場合、テレビでの使用の際にはこちらを使用していますが、遅延がほぼない高音質なaptXに対応しているので問題なく使用できています。
普段ps4でゲームをしたり、アマゾンプライムで動画などを見たりしますが、遅延に関しては特に気にならないレベルです。
重低音の効いた迫力のあるサウンドを出せるので、音楽だけでなくゲームや映画向きのヘッドフォンでもあると思います。
MDR-XB950N1のデメリット
つらつらとメリットを書きましたが、人によっては不満に感じるであろう部分を書き出して見ます。
ハイレゾに対応していない
周波数特性は20hz-20000hzなのでハイレゾ未対応機種です。
(ハイレゾ対応は、-40000hz)
普段ハイレゾ音源を楽んでいるという方には向いていません。
長時間の着用には向かない
私の場合ですと長時間つけると少々耳がいたくなります。
具体的にいうと2時間半〜3時間くらいの連続使用なら大丈夫なのですが、それ以上使用する場合はヘッドフォンを外して耳の休息時間が必要となります。
これに関しては耳の形状などもあるので個人差があると思います。
ただ特別つけ心地の良いヘッドフォン以外は高いモデルでも長時間の着用はキツイと思うので、とにかくつけ心地がよく長時間つけていられるヘッドフォンを探しているという方には向いてないかもしれませんね。
MDR-XB950N1はこんな方にオススメ!
●2万円以内のブルートゥース対応 & ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドフォンを探している
●ライブのような音を聴きたい
発売当初は約3万円でしたが、現在の市場価格は2万円以下です!
個人的にはかなり汎用性の高く、非常に面白いヘッドフォンだと感じましたし、買ってよかったと思った製品なので、悩んでいるという方には迷わずおすすめしたいです!
ぜひ一度この音を体感してみてください!
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン 重低音モデル MDR-XB950N1 : Bluetooth/専用スマホアプリ対応 ブラック MDR-XB950N1 B
4000万曲が聴き放題のAmazon Music Unlimitedもオススメです!