塩素除去シャワーヘッドは、定期的にろ材を交換する必要があるためどうしてもランニングコストがかかってしまいます。
そこが案外ネックだったりしますよね。なんとかならんもんかと。
中にはカートリッジ交換不要と謳っているセラミックのシャワーヘッドもありますが、本当に効果があるのか気になりませんか?
私も塩素除去シャワーヘッドを購入する前に、気になって調べましたから。
セラミックってなんじゃらほい?
端的にいうと焼き物のことです。
具体的に言えば茶碗のような陶器や、植木鉢なんかがそうですね。
他にも身近なものでは、歯の詰め物に使われたり、包丁なんかもありますね。
ただ最近では、『金属、非金属を問わず無機材料、そして製造工程において高温処理を受けたもの』というようにセラミックの定義自体が幅広くなっています。
現在では工業製品など様々なものにも使われているようです。
セラミックの効果ってどんなもの?
一番有名なのは遠赤外線効果。
セラミックは暖めると、遠赤外線を発生させます。
そのためヒーター等に使われることも多いですね。
ちなみに遠赤外線は電磁波なので、風の影響を受けずに暖めることができます。
塩素は除去できるの?
仕組みはざっくりいうと、なんやかんやでマイナスイオンを発生させて塩素を緩和させるって感じらしいです。(マイナスイオンは、負の電荷を帯びた分子)
ただ正直、メカニズムがよく分かりませんでした・・・というか、遠赤外線からマイナスイオン発生のメカニズムが謎すぎて理解出来ません。
これは極めて個人的な意見なんですけど・・・
セラミックにそんな効果があるとは思えない
というのが本音です。
ちなみにクリンスイの浄水ポットのカートリッジには、活性炭+セラミックが使用されていますが、塩素除去はもちろん活性炭の効果で、セラミックはろ材形成のため使用されてるようですね。
また塩素チェッカーで計測した所、塩素除去はできてない事を確認された方のブログを拝見したことがあるので、セラミックでは塩素そのものは除去できないようです。
終わりに
正直なところ使ったことがないのでよく分かりません。
ただ仕組みが謎すぎるのでやめといたほうがいいんじゃないかな〜と個人的には思います。
プラシーボ効果でもかまわないというなら別ですけど・・・。
もし塩素を除去したいのならば、活性炭、亜硫酸カルシウム、アスコルビン酸(ビタミンC)をろ材に使用している浄水シャワーヘッドを使用した方が無難だと思います。
ただ口コミなんかを見ると結構評価が高いんですよね・・・そこは、すごく気になる所です。あとなんだかんだで作っている会社がつぶれてないってとこも。
おまけに東急ハンズで普通に売ってるんで、ひょっとしたらいいもんなんじゃないかとも思ったりしちゃうんですよ。
自分では購入しないと思いますけど、実は1回くらい試してみたいとは思うシャワーヘッドではあるんですよね。悔しい事に。(なにが悔しいのか・・・)
ただやっぱりおすすめはしません。
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